ノートパソコンをパワーアップしてみた
部屋の中でのサブ機として、また滅多にないけど持ち歩く時のために持っているノートパソコン。
企業リース上がりと思われるものを中古で購入して快適に動いています。メーカーはDELL。
DELLは壊れやすいってイメージを持っていてあまり好きでは無いのだけれど安かったのと、もともとメーカー品と言ってもここのは組み立てパソコンみたいなものなのでパワーアップするときにバラしやすいとの理由でチョイスしたもの。
ペンティアムM1.4GHz、メモリ512MB、HDD20GB、DVDコンボドライブ、WindowsXP professonalのリカバリCD付きで3万円ちょっとで購入しましたが少し不満が出てきたのでパワーアップしてみることにしました。
まずはメモリの増設。
最近のノートのメモリスロットはネジ1本で開くようになってるものが多いので、メモリのタイプと対応してるメモリ容量の上限値だけわかってればそんなに難しい作業ではありません。パソコン工房で4千円弱で512MBメモリを買って装着。メモリはまれにパソコンとの相性があって、ひどいときには認識すらしてくれない事もあるので買うときは購入金額の1割り増しで相性保証なるものをつけておいた方が万一の時に損しないですみます。これでメモリは倍の1GBに。
次にHDDの取り替え。
私のDELL機の場合はネジ1本でHDDが取り外せるようになってますので作業は楽勝でした。これがNECとか富士通とかのノートだとかなり本体をバラさないとHDDの交換ができないようになっているものもあります。
HDDはちょっとがんばって元の20GBを取り外し、160GBを装着。2.5インチHDDはまだそれほど割安感ってありませんね。ずいぶん安くはなったんだけど。
取り外したHDDはこういうケースを買って組み入れるとUSB接続の外付けHDDとして利用することができます。20GBでもちょっとしたときはかなり重宝します。このケースは結構仕上げに高級感があってい感じですが、HDDケースも安くなりましたね。
最後にドライブの交換です。DVDが読めるだけで書き込めないのはやはりつらいので、今回は書き込み型マルチドライブを購入。新品なんだけど、いわゆる初期不良なんかで返品されたパソコンから正常なドライブを抜き取った「抜き取り品」というやつです。東芝サムスン製で3千円。普通に買うとノート用は結構高いのでいわゆる「訳あり品」というやつですね。
左が最初に付いていたドライブ。右が今回のドライブです。ベゼルが微妙に合わなかったので今回購入したドライブのベゼルを使用することにしました。色が合わないけど。このノートはDVDドライブとFDDを交換できるようにマウンターが付いてるので、マウンターのリリースレバーが干渉しないようにベゼルに切り欠きを入れて加工しました。ドライブ交換の時は購入したドライブがマスター設定かスレーブ設定かが重要な条件となり、これがまともに設定されてないと認識してくれません。今回はあらかじめスレーブ設定のドライブを買いましたが幸い一発認識でした。
無事装着完了。色が違うのと形状の関係上少し奥に引っ込んだ形になりましたが動作に問題はありません。ノートの場合、やはり外付けドライブって持ち運びにくいし邪魔なのでがんばって内蔵型を取り替えるのがいいですね。ちょっとした作業には重宝するパソコンなのでこれでまだまだ長く使えると思います。パワーアップ後は快適そのもの。ノートが今となっては遅くて・・と言う方はデスクトップより手間はかかりますがパワーアップしてみてはいかがでしょうか?。